2011/9/4
「朝」
起床後「その子どもサイクルぅ」へ
喫煙コーナーに集まる方のメンバーが午前中は少なくなって来ている
左)奥田さん
右)かよねぇ
現在、石巻市立湊小学校に避難している方は
92名、58世帯にまでなり、出て行かれた方は、アパート、仮設、親類のお宅へ移られました
学校内にてボランティアをしていた方の人数も随分減りました
修理作業をおえグランドをながめていると、NGO「ラシカ」で来ていた女の子
一人残留して、泥出しメンバーの長靴を掃除している。
近く彼女はブータンの方へ向かい支援してくださった国々にメッセージを持って行くと話してくれる
近く、ブータンの子ども達と、避難所にいる子ども達の書いたメッセージの凧が両国上空の飛ぶ日は
そう遠くはなさそうである。
本部では、近く「希望の湯」も撤収してしまうとの事なので
つねさん(ツギオさん)が「本部ボランティア」マリコの手を借りて
「ピエロになります!」
つねさん「ピースボート」で湊小学校に来て以来
ピースボートを辞めてしまい
「希望の湯」のお風呂ボランティアとして、物資搬入手伝い、受付もこなしてくれてます
一度、「東助」に向かいやるべき事だけしてしまい
「その子どもサイクルぅ」へ戻ると
久しぶりに昼間のヒゲ阿部さん
「来てやんのぉ!」
うれしそうにはなすカヨねぇ
受付では笑い声が聞こえる
「はっはぁーーーっ!」
ピエロ初日のつねさん、「希望の湯」閉館までは毎日、違ったメイクでお風呂の受付係をしてくれます
喫煙コーナーにて修理点検をしていると
奥田さんと話をした弾みで
「ちゅんちゃん!ドライブ連れてってやるよ!」
との事なので、カバンに荷物を詰め込み
奥田さんの車に飛び乗る
リサイクルショップにて「東助」に取り付ける給湯器を見ておきたかった事もあり
仙台駅まで向かった後
帰りがけの道沿いにあるリサイクルショップによって行くのだが、、、
こういったものが5000円前後で売られているだけである
奥田さんに、観光案内に近いガイドをしてもらい
「大学の4年間以外は石巻に住んでたなぁ」
と言いながら車を走らせ
フトシさん、カツシさん勤める
「モスバーガー」石巻店?大街道店?
に行き、今後描くであろう漫画の話をするのである
途中、奥田さん、奥さんから電話で
「トンカツが食べたいから連れて行って!」
と言われたみたいで
「何でトンカツなんだ!俺は喰うなだってよぉ!」
奥田さんは奥さんには逆らえない部分がたくさんあると言いながら笑い
ふとしさん、カツシさんに挨拶をしてから
湊小「その子どもサイクルぅ」へ
奥田さんと駐車場で別れ
奥さんと挨拶してから、、、、
喫煙コーナーで
力を使い果たした「東助」のとおちゃんと
「その子どもサイクルぅ二号店」東助店に向かい
今晩の「湊小キッチン送別会」の会場となってしまったのは
焼き鳥「東助」の座敷である
「東助」のとおちゃんは張り切りすぎて、朝7:00頃まで動き続け
昼過ぎにはギブアップ
よってバトンを渡されてしまい
すぐさま、「東助」にてとおちゃんがやりきれなかった仕事を住ませてしまい
夜に備えるのである。
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「バイバイ!湊小キッチン!」
夕方18:30からスタートと聞いていたので
のぞきに行くと、、、
アンコかあさんがドラム缶を使用して焼きそばを焼いてくれている後ろ姿
「東助」店内でも、皆さんスタンバイ
カウンター中からは
図書ボランティアさんの皆さん
笑い声と、泣きながら話す声が交錯する中
完全に遊びに来るタイミングを間違えてしまった
左)ヒデ
右)たつぴー
石巻駅路上ライブ仲間
「いやぁーーー、来ちゃいましたね!」
たつぴーなかなか気まずそうである
そんな中でも宴は続き、、、
家族の様になってしまったメンバー達
出会いに対して震災がなかったら
会えなかったし話した事のないご近所さんとも随分話す様になった。
一体どっちの方が良かったんだろう?
関わってしまったみなさん同士が良く考える疑問
もちろん賛否両論、この内容は時と場合によって、同じ人の身体の中で毎日異なるんだと思う
そんな話の中で
「おい!ちゅんちゅん!」
無邪気に花火をしているその子どもは
けいちゃん
「ちゅんちゅん!火付けて!」
「よしっ!」
火を付ける。
少し「続く。」